放課後学習教室
岡山県和気町

case-no-image
ドリル主体型
小学校 中学校
タブレット端末 パソコン
実施主体和気町教育委員会
協力団体株式会社ベネッセコーポレーション

取組の概要

対象者 和気町立小中学校全校の小学4・5年生、中学1・2年生 計477人
活動期間 平成24年( ICTは平成28年2月中学校に試行導入、平成28年4月より本格導入)
実施場所 各校の教室・会議室
実施頻度 月2回~3回程度(年間20回程度)
支援員 地域ボランティア、和気閑谷高等学校の生徒、地域おこし企業人(ベネッセより派遣)
使用教材・教科 [教材] 問題集・プリント教材 デジタル教材として「ドリルパーク」 (ベネッセ)
[教科] 算数、数学(ドリルパークは主要5教科に対応)
ICT機器の調達 タブレット 事業予算内でベネッセが用意
参加者費用負担 無料
事業費 約730万円(ベネッセへの業務委託費550万円、ボランティア謝金180万円 謝金については全額岡山県からの助成)
問い合わせ先 〈和気町教育委員会〉 社会教育課 0869-88-1115
〈ベネッセ〉 小中学校事業部/小中学校商品開発部 0120-8888-44 school@mail.benesse.co.jp

取組の経緯と学習支援のねらい(課題を含めて)

・小・中学校とも家庭学習の時間が全国平均より少なく、この課題を解決するため、 3年前に県施策としての放課後学習サポート事業を採用し、県の補助を得ながら放課後学習サポート事業をスタートした。当初は児童生徒の自習を見守る形で、学校ごとにボランティアを集めて実施していた。
・平成27年4月にベネッセから地域おこし企業人が和気町に派遣され、和気町独自の放課後学習サポート事業をベネッセと連携して進めることになった。

実施体制の構築方法(地域との連携や人材の集め方など)

・ベネッセから派遣された地域おこし企業人およびコーディネーターが中心となり、以前から支援活動を行っている地域のボランティアスタッフ、高校魅力化事業の一環として派遣される高校生らが支援員としてサポートする。支援員一人が1~3人程度の児童生徒を担当する。
・地域ボランティアは学校ごとに募集をし、高校生は高校内で希望者を募る。
・以前は学校ごとに地域住民が積極的にボランティアとして関わっていたものの、学校間の連携はなく、教え方がばらばらだった。現在は年度初めに講習を実施し、教材を使った教え方やコーチング・ファシリテーションの基礎等を学んでいる。

学習支援活動の内容

・紙の問題集、デジタル教材ともにベネッセが提供している。年2回学力テストを実施し、結果を問題集に反映させる。学力テストの結果が全国に比べて低かったこと、学習による学力向上の成果が見えやすいこと等から、教科は算数・数学に絞っている。
・ドリルパークは5教科分の問題があり、試行導入期間中は生徒が自分の好きな問題を解く形で学習を行った。

学習支援の効果(ICTの活用による効果も含めて)

・タブレットによる学習をサポートした高校生からは、「普段は途中で集中力が途切れてしまう生徒も、タブレットを使うことで集中力が持続できていた」「正解時に表示されるポイントがやる気につながり、積極的に取り組んでいた」といった評価を得た。
・問題集は基礎的なレベルに合わせて作成されている。デジタル教材では、児童生徒の学力に応じて問題を選ぶことができ、各自のレベルに合わせた学習がしやすくなると考えている。

運営する際のポイント

・参加する児童生徒に対して年2回ベネッセの総合学力調査、意識調査を実施しており、その結果を教材にも反映する。また、小学校では「学習ノート」を使って児童のやる気アップを図っている。
・年の近い高校生がサポートすることで、教わる中学生は楽しく学ぶことができる。一方教える高校生側にとっても、進路を考えるきっかけとなったり、自身が学ぶ姿勢に良い影響があるといったことが期待できる。

今後の展開(継続・発展させていくために)

・平成28年度からは対象学年を4学年から6学年(小学4~6年から中学1~3年)に広げ、問題集に加えてオリジナルのプリント教材をつくりたいと考えている。
・地域おこし企業人等のサポートが無くなっても運営していけるよう、持続可能な仕組みをつくろうと検討している。

その他

ドリルパークには指導者用のアカウントがあり、生徒一人ひとりの取り組み状況をリアルタイムで把握することができる。

参考資料等

〈ドリルパーク〉 http://www.teacher.ne.jp/miraiseed/products/drill/

コメントは受け付けていません。