学びup↑講座
大阪府高槻市

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ドリル主体型
中学校
タブレット端末 パソコン
実施主体高槻市教育委員会
協力団体株式会社トライグループ

取組の概要

対象者 高槻市内の公立中学校生徒(参加者は開始当初で約1,800人)
活動期間 平成27年10月
実施場所 高槻市内の公立中学各18校の教室
実施頻度 概ね月2回
支援員 トライの講師(家庭教師、個別指導教師経験者) を1校あたり5人配置
使用教材・教科 [教材]「 映像授業Try IT、Try IT専用問題集」(トライグループ)
[教科] 英語・数学
ICT機器の調達 タブレット端末(iPad)トライグループが事業予算内で1校あたり10台を用意
参加者費用負担 無料
事業費 約7,900万円(2年分)
問い合わせ先 〈高槻市教育委員会〉 教育指導課 072-674-7631 ksidou@city.takatsuki.osaka.jp
〈トライグループ〉 Try IT事業部 03-5211-2220 try-pf@trygroup.com

取組の経緯と学習支援のねらい(課題を含めて)

・全国学力・学習状況調査の結果において、高槻市の学力は全国平均より上だが、全国的には年々延びる傾向にある家庭学習の時間が延びていないため、自学自習の時間を増やすことを目的として土曜学習支援事業の実施を決めた。
・学びup↑講座を通じて、生徒が家庭でも自分で目標を立てて計画を作成し、家庭での学習を進められる力を身に付けてくれることを期待している。

実施体制の構築方法(地域との連携や人材の集め方など)

・各校学年別に1クラスずつ教室を用意しており、支援員は1校あたり、各学年1人ずつ+サポート2人の計5人派遣している。教えてくれる講師(支援員)が毎回変わると戸惑う生徒もいるので、支援員は原則として学校毎に固定している。
・ 開始前に各校で保護者向けの説明会を開催し、パンフレットを配布して参加者の募集を行った。

学習支援活動の内容

・学習プログラムは受託者が作成し、学校ごとに支援員を派遣して実施している。
・申込時の自己申告をもとに生徒毎にカリキュラムを作成。 100分の時間内に英語と数学を学習する。生徒が自由に個々のペースで自習できることを重視しており、問題集を解いていてわからない部分はTry ITで解説を確認するか、支援員に質問をする。
・ Try ITは自宅の端末でも視聴できる。

学習支援の効果(ICTの活用による効果も含めて)

・Try ITは手を上げて支援員に質問しなくても映像で解説を見ることができるため、消極的な生徒には合っているのではないか。
・Try ITの利用状況のログデータは教育委員会側も2ヵ月毎に提供を受けている。利用頻度は学校によってかなり差があるのが現状だが、テスト前にはログインが増える傾向にあり、家庭での復習に役立っているものと思われる。
・まだ開始して数ヵ月であり、効果については今後確認テスト等を実施し、経年で相関を見ていく予定。

運営する際のポイント

・生徒に前向きな気持ちで参加してもらうため、事業の名称を「学びup↑講座」としている。
・週休2日になったことにより、土曜日の過ごし方について地域格差が大きくなっている。土曜講座には、生徒が過ごす場を提供するという意味合いもある。

今後の展開(継続・発展させていくために)

・平成28年度も同様の規模・内容で実施する。各学校において保護者向けの説明会を開催することに加え、面談時に教員から直接声をかける等、土曜講座が必要な生徒が参加できるよう働きかけていきたい。
・土曜講座の場だけでなく、家庭でも学習の習慣を身につけてもらうのがTry IT導入の目的。現状の利用状況には学校差・個人差があるが、今後の経過を見ていきたい。

参考資料等

〈Try IT〉
https://www.try-it.jp/

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